フードバンクの日々の取り組みの中でも精米作業は大変な労力のうえ、精米代だけでも年間数十万円掛かり、活動の大きな負担となっていました。そのことをJA共済連さまに相談させていただいたところ、この度、玄米保冷庫を設置した倉庫内に静音タイプの大型精米機をご寄贈いただき、活動の負担軽減を図ることができました。
3月9日に設置工事があり、その後ボランティアスタッフが機械操作の研修を重ね、3月中旬より本格稼働しています。
三条倉庫は県内多くのフードバンク団体の食品流通拠点としての役割を担っており、毎月約5トンのお米を直接的・間接的に提供しています。県域のひとり親家等より食支援のSOSが毎月増加する中、JA共済連さまより大きな支援者支援を賜ることで活動の基盤強化が図られました。
毎週末のフードパントリー等で提供するお米はその週に精米したての白米を準備しています。この度の高機能精米機のご支援により、寄贈された玄米の状態に合わせたきめ細かい精米が可能になり、様々な支援者からご寄付でお預かりしたお米を、より美味しく召し上がっていただける様になりました。
改めて感謝申し上げるとともに、今後とも新型コロナウイルス感染症拡大の影響等で厳しい生活環境にある子ども達のために、より一層の協働を促進させていただければと思います。

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